『スターモバイル』というサービスを始めて聞いた方はもちろん、スターモバイルのMLMという報酬体系を少しでも知っている方は「怪しい」と感じる方が多いでしょう。
スターモバイルの実態が分からなければ、利用してみる気持ちが起きないですよね。
そこで今回解説していくのがスターモバイルの実態です。
怪しいと思う方にスターモバイルの内情を解説していきますので、今現在気になっている方はこの記事をチェックしておきましょう。
怪しい?『スターモバイル』とは
まずはスターモバイルの概要について解説します。
『スターモバイル』は格安SIMサービス
『スターモバイル』とは「格安SIM」サービスの1つです。
スターモバイルはいわゆる「MVNO」であり、「仮想移動体通信事業者」としてドコモやソフトバンクなどのキャリアから回線を間借りし、利用料が安い「格安SIM」を提供している事業者となっています。
大手キャリアでは月々の利用料が高すぎるという場合にコスト削減を目的に格安SIMを選ぶ人が多いですよね。
スターモバイルはその選択肢の1つです。
スターモバイルの評判
スターモバイルの評判も気になるところです。
ネット上では「スターモバイルに乗り換えた」という声も多いです。以下の記事ではそのうちいくつかをご紹介しますので「スターモバイルの利用者視点の印象」を知りたい方はぜひご覧ください。
『スターモバイル』の運営会社について
スターモバイルのブランドで格安SIMを提供している会社は「スターサービス株式会社」です
運営会社 | スターサービス株式会社 |
所在地 | 〒810-0044 福岡市中央区六本松四丁目3番2号5F |
電話番号 | 092-401-1234 |
代表名 | 金家 亮 |
会社設立 | 2020年2月 |
電気通信事業届出番号 | H-02-01615 |
スターサービス株式会社はかつて「クジラモバイル(スターモバイルの前身)」と呼ばれる格安SIMサービスも提供していました。
沿革が知りたい方は下記の記事をご覧ください。
ただし、このスターモバイルは通常の企業と形態が異なります。この会社と代理店契約を結んだ法人または個人の説明を受け、スターモバイルの加入手続きを行うことで、格安SIMの利用が可能となります。
スターモバイルの場合、代理店契約は個人であっても可能です。
上記の会社に直接格安SIMの加入手続きを行うわけではありませんのでご注意ください。
他の格安SIMと何が違うのか、回線速度は?
スターモバイルは他社の格安SIMと比較して
スターモバイルのプラン
スターモバイルのプランは以下の3つです。
- スターWiFi「Wコース」:3GB/1日
- スターモバイルS「S(ソフトバンク回線)コース」:20GB/月
- スターモバイルD「D(ドコモ回線)コース」:60GB/月
SIM発行などにかかる初期費用を除いて、各コースともに毎月の利用料は4,860円(税抜)となっています。
遅くはない?他の格安SIM会社と回線速度の違い
スターモバイルは「怪しい」いい加減な格安SIMであれば、通信速度も保証されないかもしれませんね。スターモバイルではどのくらいの速度が出るのか調査していきます。
一般的に「快適」といわれる通信速度は下りで20Mbpsとされており、上りで10Mbpsも出ていれば十分です。このうち重要なのはサイトや動画の閲覧などデータを受け取る下り回線の速度となります。
- 1Mbps:ページ閲覧やメッセージのやり取り
- 3Mbps:通話
- 5Mbps:動画再生
- 25Mbps:高画質動画の再生や遅延のないゲームプレイ
上記の速度が下り回線で出ていれば、利用料の安い「格安SIM」としては、十分に我慢できる速度となっています。
気になる通信速度を計測したものです。
格安SIM=通信速度が遅く電波が悪い
というイメージを払拭してくれます。
docomo又はSoftBank回線を使用しているので電波はほぼ問題なし!
実際使用していますが普通にサクサク使えます。#スターモバイル #格安SIM pic.twitter.com/KfnZKvvijV— すたー格安SIM正規代理店 (@starsim2020) April 8, 2020
格安SIMが使いものにならない時間とされる平日お昼の回線速度です😁
大手キャリアを超える回線速度となります😏もちろん格安SIM業者の中では最速ですね🎉
ちなみにですが13時を超えると光回線と同等の速度になりました😂#格安SIM #クジラモバイル #スターモバイル #楽天モバイル #MNP #副業 pic.twitter.com/bvox1DQFar— スターサービス@正規代理店 (@star_mobile_) March 26, 2020
クジラモバイルからスターモバイルになってめっちゃ遅くなったのは気のせい?
やっぱりUQモバイルかYahooモバイルですなー☻#スターモバイル
使用中のインターネットの速度は: 1.7Mbps. お使いのインターネットの速度はどのくらいですか? https://t.co/rz3D8t47uu
— よっしー@コツコツFX【5万→14万】 (@yossyfx5) April 19, 2020
softbank→スターモバイル
速度、通話にはとくに問題は感じませんでした。
今は60Gでつき4860円なのでコスパも良く動画を見たりSNSを多く使う方はいいかもしれません
— めがねくん (@__9o4_19) August 31, 2020
回線速度については場所や時間帯など条件に大きく左右されます。1~100Mbpsと速度の報告にバラつきはあるものの、20Mbps以上出ているものもあり、格安SIMとして十分に利用できる速度であることが分かります。
UQやBIGLOBEといったMVNOでも10~20Mbpsが基本ですので、他社の格安SIMと同じくらいの速度で利用できます。スターモバイルは格安SIMとしても「標準的」という印象を受けます。
怪しいと思われる原因「MLM」=「ネズミ講」?
スターモバイルが怪しいと思われる原因はスターモバイルの報酬形態が「ネットワークビジネス(=MLM)」であるためです。これをネズミ講と錯誤している方が多いので、まずはその違いについて解説します。
MLMとネズミ講の違い
MLMとは、日本語で「連鎖販売取引」を意味するビジネスの形態です。
商品の販売員がさらに販売員を集めて商品を流通させる形式であり、企業にとっては広告費の削減や販路開拓のコストがかからないことから一部の企業では採用されている形態となっています。
しかしながら、よく似た形態として「ネズミ講」もあります。こちらは上層部による資金の不正な徴収を目的とした詐欺的な機構であり、商品を提供する目的がないので商品も実態がないか実用性がないものが多いです。
しかし、スターモバイルはネズミ講とは異なっています。
- 「商品・サービスがない」←スターモバイルは「格安SIM」のサービスを提供している
- 「販売員の間で金銭のやり取りがある」←報酬は「スターサービス株式会社」が評価、決定して支払われ、販売員の間で報酬がやり取りされることはない
- 「販売員の募集だけが目的」←スターモバイルは「格安SIM事業」を行う「企業」であり、ビジョン・計画性がある(社名を変更した経緯も収益が増えたためである)
連鎖取引販売(MLM)は特定商取引法で定められているビジネスの形態であり、違法ではありません。
ただし、その枠組みを外れ、無限連鎖講(ねずみ講)となってしまうと違法性が生じます。スターモバイルの場合は、企業として格安SIMの提供のためにこのMLMの形態を採用しているので問題はないと言えます。
このスターモバイルは個人でも挑戦できるビジネスであり、「代理店」としてスターモバイルと契約を結ぶと、今度は代理店の販売員として格安SIMの営業を行うことも可能です。もちろん報酬も発生します。
これがスターモバイルビジネスとなっています。
『スターモバイル』ビジネスの評判
スターモバイルでビジネスを始めた方の声がございましたので、一部ご紹介します。
❇️スターモバイルを始めた理由❇️
スターモバイルはSIMを使ったマルチでしたがどうして私は始めてしまったのか。
①スターの代理店資格を得るには総務省への届け出が必要
②格安なのにギガ数もあり回線も速いと聞いたから
③安くてこんなにいいSIMを教えてもらったら逆に感謝されるよと聞いたから pic.twitter.com/I3flhjDStE
— ゆりな@事務職OL (@Yuriyuri_OL) August 16, 2020
スターモバイル?Realme6pro購入検討していたら、ドコモプラチバンド19に対応していなかった。ソフトバンクのプラチチナバンド8を使用しようとあれこれ検索していたらMVNOの会社に辿り着く。とりあえずスピードテストの画像が見たい。九州地方にはまだないので代理店ビジネス面白い。 https://t.co/EWHELhBTKB
— dronePilot_2014 (@drone_pilot2014) September 15, 2020
スターモバイルはまだ新しいビジネスであり、ネット上では評判が少ないのも事実です。スターモバイルを利用したビジネスを副業としたい方は下記の記事もご参照ください。
まとめ
スターモバイルは実態の明らかな企業であり、提供されているサービスも法律に基づいた「格安SIM」です。スターモバイルから提供されている格安SIMも通信速度などに問題なく利用できているという報告もありました。
また、スターモバイルでビジネスをする場合でも特定商取引法で定める「MLM」に基づいた形態で報酬を受け取るものであり、無限連鎖講とは異なります。
これでスターモバイルが「怪しい」と疑うような企業やサービスではないことが理解できたでしょう。
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