スターモバイルは「格安SIMブランド」ですが、実は格安SIMを利用しつつ、「副業」として収益を得ることも可能です。みなさんも「なぜ格安SIMを使いながら儲けることができるのか」という点が気になると思います。
今回解説するのはスターモバイルを副業にできる仕組みです。
スターモバイルは必ずしも「儲かる」とは言えませんが、コツコツと努力を続けることで稼げる仕事であることは確かでしょう。実に副業に向いていると言えます。
本業の稼ぎだけでは不安という方はぜひご参照くださいませ。
スターモバイルを「副業」にできる仕組み
まずはスターモバイルがどのようなものなのか確認していきましょう。
スターモバイルで儲けることができるワケはMLM
スターモバイルを「副業」にできる仕組みを一言で言えば、「MLM」形式のネットワークビジネス(代理店)であるためです。
MLMとは、商品の購入者がさらに新しい購入者を紹介し、購入までサポートすることで「本部」から「報酬(紹介手数料)」を受け取るビジネス形態となっています。
スターモバイルの場合は「代理店ビジネス」と呼ばれ、希望するユーザーが「格安SIMの販売代理店」として格安SIMの営業をし、契約までサポートできれば本部(スターサービス株式会社)から報酬を受け取ることができる、という仕組みとなっています。
スターモバイルのMLMについてもっと詳しく知りたい方は以下の記事もご参照ください。
スターモバイル副業の内容
さて、スターモバイルで収益が出る仕組みには「代理店ビジネス(MLM)」があるとしました。スターモバイルを副業とする場合、みなさんがすべき仕事の内容はスターモバイルの販売代理店として格安SIMの新規契約者の獲得することです。
みなさんがスターモバイルでビジネスを始める場合、まずは「ユーザー会員」から「正規代理店」にアップグレードします。この代理店として新規ユーザーを獲得するなどある程度の「コミッション」を得ることで報酬を増やしていくことが可能です。
スターモバイルにおける「コミッション」とは実績やノルマのようなものに近いですね。
例えば、以下のような主に3つのコミッションがあります。
- サポートコミッション:みなさんが獲得した新規ユーザーがサービスを継続する限り発生する報酬(レート式)。毎月、ユーザーの利用料月額4,860円(税抜)のうちランクに応じて10~30%が報酬となる
- リクルートコミッション:新規ユーザー(正規代理店)を獲得する度に支払われる報酬(一度のみ)で、紹介ごとに3,000円発生、ランクが上がると5,000円が発生
- デイリーコミッション:「日給」的なコミッションで、一定のランク以上になると初めて支払われ、ランクに応じて決められた額が支払われる(250円~)
主に上記の3つをこなして得た報酬がスターモバイルビジネスの「収益」となりますので、スターモバイルの新規ユーザーを獲得しつつ、このコミッションを達成していくのが副業の内容となります。
ただし、正規代理店としてスターモバイルビジネスをするためには費用もかかりますので注意が必要です。
報酬体系や費用については別記事で詳しく解説していきます。
スターモバイルを副業とすると具体的にいくら儲かるのか
正直に申し上げますと「いくら儲かるか」はみなさんの実力や運、人脈次第といった要素に依存します。一概に最高値を見積もった金額を出してしまうとかえって過剰な期待感を抱かせ、期待外れの結果にもなりかねません。ここでは正確な情報を紹介します。
儲かる仕組みについては別記事で解説していきます。
まず、繰り返しとなりますが、みなさんは「正規代理店」としてスターモバイルの新規ユーザーを獲得できなければ収益が出ません。
スターモバイル代理店ビジネスの基本的な収入源は「サポートコミッション」です。
サポートコミッションは獲得した新規ユーザーがスターモバイルの格安SIMを利用すればその月額利用料4,860円(税抜)のうち10%が報酬となります。つまり、ユーザー1人あたり486円の計算です。
単純計算で10人新規ユーザーを獲得すればサポートコミッションで月々4,860円の報酬が得られることになります。
さらにサポートコミッションには「10人紹介するとレートが+5%」という報酬アップのルールが適用され、レートが15%となるので月々7,290円の報酬が得られるでしょう。
しかしながら、スターモバイルの代理店ビジネスには「費用」がかかります。
まずみなさんはスターモバイルの格安SIMを利用しているので月々の利用料4,860円(税抜)の他に、正規代理店のロイヤリティー7,500円(税抜)の「費用」がかかります。スターモバイルビジネスをすると合計で12,360円(税抜)が経費としてかかるわけです。
ゆえに毎月7,500円以上稼げなければ損をすること(赤字)もありえます。また、たとえ7,500円を稼いでも、利用料4,860円分以上稼げなければ、毎月のスマホ台が浮く程度になるでしょう。
当然ではありますが、収益を増やすためには新規ユーザー(顧客)を増やすほかありません。そのため、忘れないで欲しいのが「お客を増やすことができなければ儲かるわけではない」という点です。
すべては努力次第であり、必ず儲かるおいしい話は中々ないものです。
スターモバイルを副業とするメリット・デメリット
何事にもメリット・デメリットはあります。スターモバイルを副業とする前に知っておきたいメリットやデメリットの話を解説しておきます。
スターモバイルの「評判」については以下の記事をご参照ください。
スターモバイルを副業とするメリット
まずはメリットから見ていきましょう。
メリット1:格安SIMなので月額通信費が安くなる
副業としてスターモバイルで代理店ビジネスをするためには、スターモバイルと格安SIM契約する必要があります。この機に格安SIMに乗り換えれば、月額の通信費を安く抑えることが可能です。
メリット2:始めるのに大きなコストがかからない
副業として始めるものにはパソコンや工具が必要であったり、ノウハウが必要であったりと簡単に始められるものではないものが多いです。中には数十万円以上の準備費用や数百時間の習得時間が必要なものもあります。
しかしながら、スターモバイルにかかる費用は初期費用の21,860円(税抜)だけです。新規ユーザーの獲得のためには「経験」や「ノウハウ」が必要ですが、プログラミングのような技術的な知識習得の苦労はないでしょう。
もちろん事業を立ち上げるわけではないので大きな資金が必要あるわけではありません。その分リスクもないというのもメリットでしょう。
メリット3:時間や場所などの制約がない
スターモバイルは「組織」であり、グループ全体を通して収益に繋げる必要があるものの、新規ユーザーの獲得については自分のペースで行うことができますし、ノルマと行ったものもありません。
もちろん社会的地位やコネ、経験などに左右されず、成功のチャンスは存在しています。
ただし、誰もが儲かるわけではなく、努力して工夫して集客を行い、大勢のユーザーを獲得した方だけが報われるといった「公平性」もあるでしょう。このような「制約」のない副業という側面があります。
スターモバイルを副業とするデメリット
続いては、スターモバイルで副業するデメリットです。
デメリット1:格安SIMならではの「デメリット」
スターモバイルビジネスに挑戦する上で「格安SIM」を契約し、既存のキャリアから「乗り換え」することになるでしょう。もしスターモバイルに乗り換える場合、格安SIMならではのデメリットがあります。
例えば、
- 「キャリア決済サービス」が利用できない
- 通信速度がキャリアに比べてやや遅い
- 端末代別途かかる
- キャリアメールが使えない
- LINEのID検索ができない
- テザリングが使えない端末端末がある
- 割引プランが少ない
などといった点です。
スターモバイルに乗り換える場合は注意しておきたいところですね。
デメリット2:「声をかける(集客する)」必要がある
スターモバイルの副業は新規ユーザーを獲得することで収益に繋がります。
しかしながら、知人、友人など個人で営業をかけられる人数には限界があります。また、格安SIMや乗り換えに興味がない人にスターモバイルを勧めると迷惑がられてしまい、今後の人間関係にも悪影響が出る可能性もあります。
さらに、もちろんこういった営業は必ず成功するわけではありません。当然ですがせっかく説明しても「断られること」もあるわけです。これがストレスになったり、時間の無駄となります。
このような「声をかける(集客する)」大変さはネットワークビジネス(MLM)ならではのものでしょう。
デメリット3:すべてが「努力次第」
スターモバイルの報酬形態は「成果報酬」です。
企業のように社員であればどのような人間であっても公平に収入を得られる仕組みはありません。
スターモバイルで権利収入を得るためには、自分が上層となり自分から下に伸びていくグループを作る必要があります。すべてはみなさんの力量次第であり「スターモバイルの新規顧客を集客して儲ける」または「集客できずに儲からない」という二択しかありません。
このように、個人の頑張りが必要なビジネスであることは明白です。毎月安定して新規ユーザーを獲得していくためには接客術や営業スキル、広告スキルなどの向上といった切磋琢磨も必要です。
副業に挑戦する方の中には、スターモバイルのようなネットワークビジネスを副業で始めてこのギャップでつまづく方もいますね。どのような仕事も一筋縄ではいかないものです。
まとめ
スターモバイルでの副業とは「販売代理店ビジネス」であり、スターモバイル格安SIMの営業です。
スターモバイル自体はMLMでつながるひとつの組織ではあるものの、時間の束縛はありませんので自由度が高く、副業としても行う方もいるようです。
ただし、正規代理店としてスターモバイルビジネスをするためには「費用」もかかることも注意しておきましょう。赤字の可能性も否定はできません。
それでも「自分が集客したユーザーが増えれば報酬も増えていく」「いずれは自分が集客せずとも下層のユーザーのサポートコミッションで不労所得を得られる」という仕組みにはとてもロマンがあります。
挑戦してみるかみないかはみなさん次第です!
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