格安simの代理店ビジネスを聞いたことがあるでしょう。
副業や独立を検討中の方は、格安simの代理店ビジネスが、どのようなビジネスモデルで、なぜ儲かるのか、とても気になるところだと思います。
そこで今回解説していくのが、格安simの代理店ビジネスが儲かる仕組みです。
また前もってお知らせしておきますが、どのようなビジネスでも「必ず儲かる」ということはありません。みなさまの実力が問われます。
ただし、格安simビジネスは新しいビジネスで、これからが期待されます。
初期費用も10万円程度に収まり、多くはかからないので、他人より一足早く挑戦してみる価値はあるでしょう。
格安simの代理店ビジネスで儲かる仕組み
格安simの代理店ビジネスでなぜ儲けが出るのか、儲かる仕組みについてまずは考えていきましょう。
代理店ビジネスが儲かる仕組み
格安simの代理店ビジネスのビジネスモデルは「MLM(連鎖販売取引)」です。これが代理店ビジネスが儲かる(儲けの)仕組みとなります。
このMLMとは、企業が広告費や新規顧客の開拓費用を削減するためのビジネスモデルであり、購入者を販売者に起用して自社商品の流通を図るビジネスです。
こうすることで広告費を最小限に抑えて、連鎖的に顧客を増やすことができるので、格安sim事業者に限らず、一部の企業の間で採用されているビジネスモデルとなっています。
格安simに当てはめると、格安simの新規契約者を「代理店」に起用し、自社simの販路拡大を狙う、といったところでしょう。
こうした代理店は街角に店舗を構える大手キャリアスマホショップがありますが『そのスマホショップを「個人」で行う』といったイメージが近いですね。
格安simの代理店ビジネスの例で考えてみましょう。
みなさんが格安simの代理店ビジネスを行う場合、まずはみなさんが格安sim事業者や他の代理店と新規契約してsimユーザーとなります。
このままでは単なる「simユーザー(一般ユーザー会員)」にすぎない場合が多いです。
ここからさらに「代理店(特殊なビジネス会員)」となる「アップグレード」手続きを踏むことで代理店ビジネスができる、というケースが多いですね。
代理店ビジネスの報酬
代理店ビジネスは成果報酬型の権利収入となっています。
多くの格安sim事業者では、新規で獲得した格安simユーザーの数が査定対象となり、実績が評価されれば報酬を得る権利が与えられます。
実力があるほど実績が評価されやすく、報酬を得る権利も大きくなり、収入も増えていくことが多いですね。
補足:格安simの代理店ビジネスは「ねずみ講」?悪徳商法ではないのか
連鎖的に会員を増やしていく「儲かる仕組み」から、ねずみ算式に会員を増やす「ねずみ講」をイメージした方もいると思います。
ねずみ講の特徴として、
- 商品が存在しない
- 下層部の会員から多くの金品を巻き上げる
- 無限に(ねずみ算式に)会員が増えていく
といったものがあります。
ねずみ講の場合、何よりも商品が存在していません。
商品が存在したとしても情報商材や既成事実などあくまでも架空的なもので、実質的に価値のある商品は存在していません。
ねずみ講の商品は会員から金品を巻き上げるための道具に過ぎないのです。
格安simの代理店ビジネスの場合、あくまでも「MLMによる商品の流通」を目的とし、格安simサービスの提供に主軸をおいています。
実際に多くの業者では、電気通信事業届出番号を記載しているケースがほとんどです。MLMを規制する特商法についてもきちんと順守されています。
電気通信事業の届出番号とは、他人との通信を事業とする場合に各地域の通信局に届け出が必要であり、その際に発行される番号のことですね。
まっとうな企業であり、金品の収奪が目的というわけではありません。
「ねずみ講」は法律では「無限連鎖講」と呼ばれ、無限連鎖講防止法で固く禁止されています。
もちろん格安simの代理店ビジネスが違法である場合、このモデルで事業を行う格安sim事業者や代理店はみな罰せられます。
しかし、現時点でそのような懲罰の例はありません。
格安simビジネスは商品が存在し、会員全員に分け隔てないビジネスチャンスがあり、下層部の会員から多くの金品を巻き上げることもなく、儲けを得ることができます。
悪徳商法ではないのでご安心ください。
格安simの代理店ビジネスで儲かるパターン
格安simの代理店ビジネスにも「成功」と「失敗」はあります。儲かるパターンと儲からないパターンについて考えていきます。
格安simの代理店ビジネスで儲かるパターン
格安simの代理店ビジネスで儲かるパターンには、
- 継続的に新規で会員を増やすことができる
- 営業スキルや広報スキル、集客スキルなどに長けている
- 顧客を新規ユーザー、ひいては「新規代理店」に起用するまでサポートできる
- 格安simの業界について多少なりとも知識があり、説得力のある説明や勧誘、セールストークができる
特に1つ目の「継続的に新規で会員を増やすことができる」が重要となります。
なぜならば、冒頭で説明したように代理店ビジネスは成果報酬で「集めた顧客の数」が査定対象だからです。
すなわち、評価されるためには継続的にいかなる手段をもってしても顧客を獲得しなければなりません。
そのような集客のための「営業スキル」が大きい方は、儲かるパターンとして当てはまるでしょう。
格安simの代理店ビジネスで儲からないパターン
格安simの代理店ビジネスで儲からないパターンは以下の通りです。
- 新規契約までサポートできず、評価されない
- 集客スキルがない
- 格安simに業界に詳しくないので、営業トークができない
とにかく「新規契約者を集めることができないこと」が儲からない原因として一番大きいですね。
友人や知人、家族など身内を対象とした狭い範囲の営業方法でもよいのですが、いつかは限界が訪れます。
店舗を経営するまでしなくても、WebサイトやSNSアカウントを開設して集客を行うといった企業努力はある程度必要になるでしょう。
儲かる格安sim代理店ビジネスの比較
格安simの代理店ビジネスの中でも儲かる可能性があるビジネスを提供している事業者をご紹介します。それが以下の4ブランドです。
- スターモバイル
- ペンギンモバイル
- アクセルモバイル
- マインモバイル
当メディアでは上記4ブランドの比較を行い、それぞれの特徴や提供元企業についての解説を行っています。詳しい内容は以下の記事をご覧ください。
まとめ
格安simの代理店ビジネスが儲かるかどうかは「どれだけ契約者を集めることができるのか」といった個人の力量に依拠します。
いきなり独立を検討するのではなく最初は「副業」として始めつつ、軌道に乗ったら企業を行って店舗を展開するなどさらなる設備投資を行ってもよいでしょう。
皆さんの成功をお祈り申し上げます。
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