格安スマホ・SIMの「代理店」ビジネスで儲けたいという方もいるでしょう。スマホキャリアの代理店は基本的に独立して法人として契約することになりますが、MLM形式の代理店ビジネスであれば個人での契約も可能です。
副業といった形式で代理店ビジネスを行う方もいるようですね。
こうしたビジネスにはもちろん「費用」がかかり、興味を持ったらまず気になるポイントでもあるでしょう。
そこで今回解説するのが格安スマホ・SIMの「代理店」ビジネスの初期費用となります。
まずは初期費用の相場を解説していく前に代理店ビジネスとはどのようなものなのか、「代理店」ビジネスの基本から押さえていきます。
総合的に見て格安スマホ・SIMの代理店ビジネスは挑戦する甲斐のあるものなのか、費用に見合ったビジネスなのか、この記事で理解していきましょう。
格安スマホ・SIMの「代理店」ビジネスとは
格安スマホ・SIMの代理店ビジネスとは、その名の通り格安スマホ・SIMの販売を代理して、営業と集客を行い、新規契約者を獲得するビジネスのことです。
しかしながら、「代理店ビジネス」と呼ぶ場合には「ネットワークビジネス」を指し、主にMLM形式の流通形式をとります。
MLMや代理店については下記の記事で詳しく解説していますので参考にしてくださいね。
簡単に説明するとMLMとは「連鎖販売取引」を指し、商品の購入者を「販売店(代理店)」に起用して、連鎖的に商品の流通を図る取引形態を意味します。
格安スマホ・SIMの代理店ビジネスの場合は、格安スマホ・SIMの新規契約者を「代理店」に起用して、さらに新規契約者を獲得していきます。
そのため組織の全体像を見ると、下に行くほど購入者の数が増えて末広がりとなる「ピラミッド型」となります。
MLMは特定商取引法で定義されている合法な形態ですが、実態は「ねずみ講」と相違ない場合もあるので注意が必要です。ネズミ講については以下の記事でも詳しく解説しています。
格安スマホ・SIMの代理店、初期費用の比較
格安スマホ・SIMの代理店ビジネスには代理店として登録する場合に「初期費用」がかかります。ここからはその初期費用を比較していきます。
今回は以下の格安SIM４ブランドで初期費用を比較しますよ。
- スターモバイル
- ペンギンモバイル
- アクセルモバイル
- マインモバイル
上記のブランドはそれぞれ個人での代理店ビジネス(MLM形式のネットワークビジネス)に登録可能ですので、「同業態」として比較を行います。
初期費用を以下の表にまとめました。
| 代理店ビジネス 初期費用 |
SIM初回登録費用 | |
| スターモバイル | 7,500円 (スターターキット) |
3,000円 (初期登録手数料) 1,000円 (SIMカード発行手数料) |
| ペンギンモバイル | 34,600円 (スターターキット) 2,000円 (システム初期設定費用) |
3,000円 (SIM開通作業料) 394円 (SIMカード発行手数料) |
| アクセルモバイル | 15,000円 (スターターキット) |
不要 |
| マインモバイル | 10,000円 (代理店登録費用) |
記載なし |
※実際の費用は異なる可能性があります
※税抜表示
初期費用に関してはバラツキがありますね。おおよそ数千円～数万円程度(10万円以下)かかると覚えておきましょう。パソコン１台を新規で買うよりは安く済みそうです。
初回費用以外にも初月からMLM本部への「マージン(ロイヤリティ)」がかかります。
初期費用の安さを求めるのであれば「スターモバイル」となりますが、メリット・デメリットもありますので他の項目で比較する必要もありそうですね。
また、当該ブランドの格安SIMユーザーとして契約する場合、SIMの初回登録費用(SIM発行手数料や事務手数料など)が必要になります。
そのため、初月だけ費用が高額になりがちですが、代理店ビジネスの成績と報酬額によっては後で回収することも可能でしょう。
格安スマホの代理店になる方法
格安スマホ・SIMの代理店ビジネスの場合、始めにSIMユーザーとして契約してから初期費用を支払って代理店(会員)に「アップグレード」することで代理店ビジネスを開始できることが多いです。
この代理店登録方法は格安スマホ・SIM会社によって流れが異なりますが、契約時に説明があると思います。
その説明を聞くか、あるいは格安スマホ・SIMの代理店または本部にある「お問い合わせフォーム」から格安スマホ・SIMユーザー契約について直接お問い合わせください。
格安スマホ・SIMブランドの代理店登録の際には、通常であれば各地域の通信局に「電気通信事業届出」が必要になります。そちらについても相手方に確認することを覚えておきましょう。
まとめ
格安スマホ・SIMの代理店ビジネス登録を行うと「初期費用」として数千円～数万円程度かかることが分かりました。
費用は10万円以下であり、設備投資なども不要である事から他の副業と比べて新規参入は容易であると言えます。
挑戦する甲斐はありますが、実力によっては費用を回収するだけでも精一杯な場合もありますし、必ずしも稼げるわけではありません。
当メディアではさらに情報を更新していきますので、じっくり検討を行った上で挑戦していきましょう。
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